春めいてきた。大学はたくさんの報告にまみれる時期である。今年度も巻きに入ってきたのでおもな仕事を並べる。来年度はもっとスタティックに生きるのだ(たぶん)。
岩田
(執筆)
1. 岩田健太郎 「患者様」が医療を壊す 新潮社
2. 岩田健太郎 予防接種は「効く」のか?ワクチン嫌いを考える 光文社
3. 岩田健太郎 コンサルテーション・スキル 南江堂
4. 岩田健太郎 豊浦真記子 感染症外来の「帰還」 医学書院
5. 岩田健太郎(監修) 感染症診療ガイドライン総まとめ 総合医学社
(和文学術論文)
1. 岩田健太郎, 阿部泰尚, 八幡眞理子, 吉田弘之, 李宗子, 荒川創一. 必読!ICTの知っておきたい 多剤耐性アシネトバクター INFECTION CONTROL(0919-1011)19巻11号 Page1055-1058(2010.11)
2. 岩田健太郎. 【検証「パンデミックインフルエンザ2009」】 パンデミック対策 我が国の課題. 公衆衛生(0368-5187)74巻8号 Page652-657(2010.08)
3. 松尾裕央, 岩田健太郎【発熱患者を診たら! 外来における診療の基本から、その対応までわかりやすく解説】 とりあえず抗菌薬を飲ませておくべき? 治療(0022-5207)92巻8号 Page1998-2002(2010.08)
4. 岩田健太郎, 西條剛央. 新型インフルエンザ・リスクコミュニケーション・ワークショップで得られたコミュニケーションとリスクの認識に関する探索的研究 SCQRMをメタ研究法とした修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる理論構築. 日本渡航医学会誌(1883-8065)3巻1号 Page10-14(2010.05)
5. 滝本浩平, 岩田健太郎【Common Problem よくある疾患、見逃しやすい疾患】 咽頭炎 Modern Physician(0913-7963)30巻6号 Page776-780(2010.06)
6. 岩田健太郎.【フィジカル診断学を極めよう!】 梅毒のフィジカル診断. 月刊レジデント3巻4号 Page83-86(2010.04)
(英文学術論文)
1. Iwata K, Shinya K, Makino A, Yoshida H, Kinoshita S, Ohji G, et al. A case of pandemic 2009 influenza A (H1N1) in a patient with HIV infection. J. Infect. Chemother. 2010 Aug;16(4):298-300.
2. Iwata K, Doi A, Ohji G, Oka H, Oba Y, Takimoto K, et al. Effect of neutrophil elastase inhibitor (sivelestat sodium) in the treatment of acute lung injury (ALI) and acute respiratory distress syndrome (ARDS): a systematic review and meta-analysis. Intern. Med. 2010;49(22):2423-2432.
3. Iwata K, Shirai C, Kimura K, Muta A, Doi A, Oba Y, Oka H, Ohji G, and Saijo T. How were the High-Fever Consultation Center Perceived by the Officers Who Provided it in Kobe City, During Swine-Origin Influenza A (H1N1) Outbreak? Kobe J Med. Science 2010;5:195-203
(講演)
1. 岩田健太郎.抗菌薬の考え方、使い方2010年バージョン 日本感染症学会総会 2010、京都
(発表)
1. 菅長麗依, 内田大介, 香川大樹, 滝本浩平, 大場雄一郎, 岡秀昭, 大路剛, 岩田健太郎 インフルエンザ迅速検査陽性にてタミフル処方された後、意識障害、右片麻痺、失語を来たした19歳女性 日本感染症学会
2. 大場雄一郎, 菅長麗依, 香川大樹, 滝本浩平, 岡秀昭, 大路剛, 岩田健太郎, 福地貴彦 SLEの長期経過中に亜急性の経過で皮下膿瘍をきたした1例 日本感染症学会
(大路)
(分担執筆)
1、大路剛、“無菌性髄膜炎をみたらどんな疾患を考えるか?”、野口善令編、「診断に直結する検査の選び方活かし方」、羊土社、Page166-170、2011年1月
2、大路剛、“多剤耐性緑膿菌の治療戦略”、永井厚志、巽浩一郎、桑野和博、高橋和久編、「Annual Review 呼吸器」、中外医学社、Page249-255、2011年1月
3、大路剛、“細菌性髄膜炎”、Page183-190、岩田充永編、「救急からの入院治療」羊土社2010年7月、
(和文学術論文)
1、大路剛、“感染症外来診療で絶対知っておきたいマスト15の知識 外来で出会う輸入感染症 丁寧な病歴聴取で渡航時の状況を把握することが鍵(解説/特集)”jmed mook7号 Page144-151(2010.04)
2、大路剛“病態・診断および抗菌薬療法の基本と注意点 成人における骨髄炎(解説/特集)”月 刊レジデント3巻7号 Page50-55(2010.07)
(英文学術論文)
1, Ohji G, Kikuchi K, Inoue K, Imoto K, Yamamoto S, Hosokawa N, Kamei K, Iwata K. Progressive disseminated histoplasmosis in an immunocompetent patient as an underrecognized imported mycosis in Japan. J Infect Chemother. 2010 Dec;16(6):443-5. Epub 2010 Jun 12.
2, Takeshita N, Imoto K, Ando S, Yanagisawa K, Ohji G, Kato Y, Sakata A, HosokawaN, Kishimoto T.Murine typhus in two traveler returning from Bali, Indonesia: J Travel Med, 17(5) Sep: 356-358, 2010.
(講演)
1、“抗菌薬の使い方”呼吸器スキルアップセミナ in Osaka、呼吸器病学会近畿地方会、大阪、2010年9月
2、“慢性期医療における感染制御と感染症”“慢性期医療における感染症の看護と管理“ 第5回慢性期医療認定講座、日本慢性期医療協会、札幌、2010年11月
3、“プライマリケア外来で出あう腹痛と下痢、腹腔内感染症の診断と治療”
医療技術セミナースキルアップ、東京、2011年2月
(発表)
1、“Streptococcus constellatusによる化膿性椎体炎の1例”, 大路 剛
大場雄一郎、菅長麗依、内田大介、香川大樹、滝本浩平、岡秀昭、岩田健太郎、第58回日本化学療法学会、長崎、2010年6月
2、“Clinical manifestations and outcome in Bacillus cereus bacteremia "underestimate complications", Ohji G, Oba Y, Suganaga R, Uchida D, Kagawa H, Takimoto K, Oka H, Yoshida H, Iwata K. Presented at The International Meeting on Emerging Diseases and Surveillance - IMED 2011. Viena, Feb 2011.
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