2016年にやってて、忘れてた「今年できたこと、できなかったこと」。2017年は忘れてました。せっかくなので今年はやります。
ときに、2016年にできなかったことはどうなったか。
アクセプトされて出待ちの症例報告が一つ(精神科・感染症のクロスオーバー)
ー>でた!
投稿していてどうなるんやろ、の論文が2つ(ASPとPSA)
ー>後述!
来月でる本が一つ(ワクチン!)、完成待ちの教科書翻訳が一つ(ハリソン)、ほぼ完成してるけど編集サイドと折衝中の本が一つ(勉強法の本)、原稿ができてて出版も合意が取れてる本が一つ(英語学習)原稿はできてるけど出版の合意がとれてない本が一つ(飲食と健康シリーズ)
原稿はできてるけどまだ誰にも見せてない本が一つ(漢方)、企画は整って一回できたけどもう一度やり直しな本が一つ(医学教育)、書きかけの本が一つ(医学教育)、訳しかけの本(感染症)が一つ、来年完成予定の本が3つ(寄生虫と高齢者感染症、あと「もやしもんと微生物」)、現在校正中の本が一つ(薬のデギュスタシオン2)、来年出す雑誌が一つ(J-IDEO、ぜひ読んでね)
ー>寄生虫だけ、出せてない!
ほぼできてるけど投稿できてない論文が1つ(数理モデル)
ー>できてない!!!すみません!!!
完成一歩手前で止まってる論文が一つ
ー>なんだっけ、、、
あとなんか忘れてるかもしれません、、、、それとワインエキスパート取って5年たったので、今年はシニアワインエキスパート試験受けましたが、3次試験でオチました。これは来年に持ち越し。
ー>これは2017年に受かりましたよ!!
ロシア語検定3級と、CICの3つを2017年のノルマとして勉強します。
ー>CICはとったけど、ロシア語は嘘でした受験せず。代わりにスペイン語検定を受けましたが惨敗、、
研究も本もまだまだ頭に構想はあって、やりたいことは売るほどあります。これから走らせる研究がたぶん、3つか4つか5つ(医局員次第)。が、来年度は役職も一つ増えたのでたぶん極めて面倒くさい(やりたくない仕事が激増する)1年になる模様。
ー>あと3ヶ月でこの役職はお役御免!!頑張ったよ俺!最後まで頑張れればね。
あと、エキスパートナース(ロジカルシンキング)と医学界新聞(ジェネシャリ)とDoctor's Eyeの連載もがんばります。来年も2回は走りたいです。あと、長らくサボっていた学会活動や啓発活動(メディア対応含め)も少しずつギアを上げてコミットしていこうと思います。
ー>ジェネシャリは単行本化。あとは後述。
神戸大学病院を日本一の病院にするミッションも変わらずやっていきますが、来年達成可能性は多分ゼロです。
ー>これはむしろ遠のいているような今日このごろ、、、
で、2018年。
1.エイズ拠点病院アンケート出せた。
これは診療実態のみならず、今後の展望も尋ねており、従来の施設調査とは全く異なる内容です。ネットではまだ読めませんが、エイズ学会誌に出ています。ぜひご一読ください。いずれにしても拠点病院制度は現状維持、ではだめだと思います。
2.胆管炎抗菌薬治療期間短縮のPSA
これはようやくCMIに!
Doi A, Morimoto T, Iwata K. Shorter duration of antibiotic treatment for acute bacteraemic cholangitis with successful biliary drainage: a retrospective cohort study. Clin Microbiol Infect. 2018 Nov;24(11):1184–9.
3.BigGun
これもようやく論文化。
Kimura T, Uda A, Sakaue T, Yamashita K, Nishioka T, Nishimura S, et al. Long-term efficacy of comprehensive multidisciplinary antibiotic stewardship programs centered on weekly prospective audit and feedback. Infection. 2018 Apr;46(2):215–24.
4. E. tardaの動脈瘤ケース
Ebi先生の労作です。今年はもう1つN先生のCRアクセプトされていますが掲載はまだ。
Ebisawa KF, Nishimura S, Yamamoto S, Ohji G, Iwata K. Mycotic aneurysm caused by Edwardsiella tarda successfully treated with stenting and suppressive antibiotic therapy: a case report and systematic review. Ann Clin Microbiol Antimicrob. 2018 May 10;17(1):21.
CMIが大変だったので論文の数は多くなかったですが、今も準備している研究は複数あります。
5. 抗菌薬Ver4でた。
ほとんど書き下ろしみたいなもので、6年も改定サボっていてはいけないと思い知りました。プラチナみたいに毎年は流石に無理ですが。
6.ジェネシャリ
これも単行本化。尾藤先生の解説と内田先生の帯だけでバリューアップです。
7.ねころんで読める英語論文
英語?イヤ、絶対!なナースたちのために書きました。続編も構想中です。
8.HEATAPP!
これは一度ボツにして1年寝かせて作り直した労作です。医学教育「実践」に興味のある方はぜひ。
9.感染症関係新書
ずっと寝かせていた本ですが、書いてみたら10日でできた本。読みやすくわかりやすく、しかし内容の妥当性は値引きしてません。
10.つまずき漢方
これも難産でした。なんど書き直したことか。監修の西本先生に感謝です。
11.シュロスバーグ翻訳
感染症のオーセンティックな本を訳出するのはいつだって楽しいです。マンデルが大人の事情で訳出ほぼ不可能と言われているので、これが今の所決定版。
以上はこちらから閲覧(および購入笑)可能です。
12.J-IDEO2年間保(も)ちました。
感染症誌は2年と持たない、というジンクスは見事に打破しました。編集委員、編集部、執筆者の皆様、表紙の石川先生など皆々様に大感謝です。
13.六甲トレイル完走。
昨年も走りましたが体調不良でもうひとつでした。今年は目標の6時間台ギリギリセーフでした。ぼくじゃないですが、ブログできれいにまとめておいでの方がいますね。
https://blogs.yahoo.co.jp/mori44410/66789089.html
14.HATマラソンで自己新
3年ぶりかな、フルマラソン自己新でました。もう出ないと思ってましたが。がんばりましたが、330の壁は高いです。
15.サッカー再開。
卒後初めて参加したOB戦であまりに脳内イメージと実際の体のギャップが激しく、夜のサッカー教室に。イジメもシゴキもないおとなの教室で、素晴らしいコーチ陣に能力を伸ばしていただいております。ま、もとがもとなので、伸びしろはたいしたことないですが。
16.セカチラデビュー。
ま、デビューと言ってもたぶんこれっきりですが。2回撮り直しました関係者の皆様本当にすみません。
17.その他
いろいろありましたが、プライベート度が高いので割愛。
できなかったこと。
ITSAと数理モデルの勉強が十分にできなかったのが消化不良。語学学習もいまひとつで、年末にようやくギアを上げました。来年はもっと勉強します。あ、ベイズ統計もやりたいのだった。
語学の勉強もギアを上げます。今年はささやかながら、英語以外の言語が役に立つことを実感しました。感染症アウトブレイクがあったときも言語の制約なく行けるようになりたいです。というわけで来年はとくにフランス語とスペイン語を強化します。あとイタリア行きたいのでイタリア語もついでに。英語力もメンテナンスに逃げずに、ちゃんと向上を図ります。
サブミットしてる論文がひとつ。出す直前のがいくつか。分析直前のがちょっと。前向き試験のキックオフがもうわずか。
来年は京都マラソン初挑戦です。秋にも1つ走ります。完走目指します。
学会発表は超久しぶりに国内。環境感染学会でポスター1つ、レクチャー1つ。海外もおそらく最低1つ。
本の企画はたくさんあるので思い出せませんが、まずはHIVの本から出る、、、んじゃないかと思います。そうそう、シニアワインエキスパートの本がでるそうで、ちょっとお手伝いしました。
あと某プロサッカーチームのチームドクターになりたい妄想を抱いていますが、さていかに。
みなさんにとっても来年が楽しい年でありますよう。
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