CAUTIは減らせるか? その5
さ、先週の続きです。似たような文章ばかりですから、簡単ですよ。
Among non-ICUs, catheter use decreased from 20.1% to 18.8% (incidence rate ratio, 0.93; 95% CI, 0.90 to 0.96; P<0.001) and catheter-associated UTI rates decreased from 2.28 to 1.54 infections per 1000 catheter-days (incidence rate ratio, 0.68; 95% CI, 0.56 to 0.82; P<0.001).
non-ICUは「ICUじゃない」ってこと。まあ、一般病棟ですね、普通は。amongは「〜の中で」、among non-ICUsは「ICUじゃないところでは」くらいの意味です。
catheter use decreased from 20.1% to 18.8%、、、カテーテル使用は20.1%から18.8%に減りましたよ、っとこれは先週やった文章の構造そのまんまですね。
カッコの中も同じ。incidence rate ratioはincidence rate「発生率」をratioで比べると、0.93で95%信頼区間が0.90から0.96と1未満なので有意に減りました。p値も低いです(<0.001)。
catheter-associated UTI rate、カテ関連UTI発生率(rate)も、decreased from 2.28 to 1.54 per 1000 caheter-days、、、もう訳も必要ないですね。まったく同じパターンの繰り返しです。
さらに繰り返し。incidence rate ratio, 0.68; 95% CI, 0.56 to 0.82; P<0.001
うわっ、英語論文、ちょろいじゃん。ワンパターンじゃん。
というわけで、本研究ではカテ関連UTIとカテ使用(非ICU)が減りましたよっという話でした。
ではICUではどうだったかって?それはまた明日。
英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。
今日のポイント
・先週までのポイントをおさえれば今日の文章は全部読めます。
今日学んだ単語:non-ICU, among
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