Novel approach to antibiotic prophylaxis in percutaneous endoscopic gastrostomy (PEG): randomised controlled trial
BMJ 2010;340:c3115
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Novel approach to antibiotic prophylaxis in percutaneous endoscopic gastrostomy (PEG): randomised controlled trial
BMJ 2010;340:c3115
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女性がつけても弾性ストッキング。
Thigh-Length Versus Below-Knee Stockings for Deep Venous Thrombosis Prophylaxis After Stroke: A Randomized Trial.
Ann Intern Med. 2010;153:553-562.
投稿情報: 09:00 カテゴリー: journal club | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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アフリカでエリスポットをHIVにやったら?という話。対象者のCD4中央値は49。53%に肺結核あり(!!!)。培養陽性肺結核をスタンダードにすると感度73%、特異度54%。うーん。CD4あがってもあまり感度上がらず。
Role of interferon-gamma release assays in the diagnosis of pulmonary tuberculosis in patients with advanced HIV infection.
BMC Infectious Diseases 2010, 10:75
ウガンダだとあまりにぶっ飛んだデータなので、日本でスタディー。活動性結核をスタンダードにすると、感度83%、特異度99%。使ったのはQFT-G(QFT-2G)。ただ、コントロール群のCD4が高いので、偽陰性はでにくいというのが、問題。CD4が低いと判定不能も多い。ここではCD4との相関あり。
Performance of a Whole-Blood Interferon-Gamma Release Assay with Mycobacterium RD1-Specific Antigens among HIV-Infected Persons.
Clinical and Developmental Immunology Volume 2011, Article ID 325295, 6 pages
投稿情報: 08:51 カテゴリー: journal club | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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萌芽的な研究だがコストや副作用の問題でガンシクロビルが使えない患者にleflunomideを使うとよかったかも、というスタディー。leflunomideという免疫抑制剤がウイルスのアッセンブリを阻害。今後のスタディーに注目
A prospective evaluation of leflunomide therapy for cytomegalovirus disease in renal transplant recipients.
Transplantation Proceedings, 37, 4303–4305 (2005
Leflunomide Therapy for Cytomegalovirus Disease in Renal Allograft Recepients
Transplantation 2004
Use of leflunomide in an allogeneic bone marrow transplant recipient with refractory cytomegalovirus infection.
Bone Marrow Transplantation (2004) 34, 1071–1075
投稿情報: 08:17 カテゴリー: journal club | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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Cranberry Juice Fails to Prevent Recurrent Urinary Tract Infection: Results From a Randomized Placebo-Controlled Trial
Clinical Infectious Diseases 2011;52(1):23–30
スタディー・デザインが面白かった。クランベリージュースのプラセボ作ったり、、、食品で病気を治したり防ぐのは大変。
日本のトクホもどんくらいなものかは、これを見ると分かる。けっこう笑いがとれます。
投稿情報: 08:06 カテゴリー: journal club | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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福井次矢先生の編集による特集です。僕も感染症について書いています。↓の本の総論的記述をまとめただけですけど(これをまとめてしゃべったのが去年の化療学会の教育講演です)。
日本と外国のガイドラインを比べるとどうか?というベタな企画だったのですが、そのまま書くとつまらないので、「日本と外国どっちがよいか」ではなく「よいガイドラインと呼ばれる条件はなにか」を主眼にしてまとめました。ぜひ読んでみてください。
対談で、福井先生が「今日の治療指針」も将来的には、エビデンスに基づいたものに、、、とコメントされてます。同意。僕も今年書いてみて驚いたのだけど、参照文献ゼロというのが執筆規定でした。今どきこんな編集でよいのか?と思います。電子版もあるのだから、リッチなテキスト、リッチな引用文献はポータビリティーに矛盾しないはずなのに、、、、この本を読んでいるドクターはとても多いので、その量に見合った質をもっと担保すべきだなあ。
感染症診療ガイドライン総まとめ
販売元:総合医学社 |
投稿情報: 07:56 カテゴリー: 本、映画、その他 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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収穫の季節は続く(しつこい、、、)。
コンサルテーション・スキルがようやく書籍となりました。ボーナスの大曲貴夫先生との対談も載っています。
外来、検査、入院管理に加えてコンサルト。一所懸命仕事をしているのに、あの専門医はなぜプライマリケア医の怒りを買ってしまうのか。あっちのスペシャリストにどうして救急医が困惑しているのか。なぜあっちのドクターは執拗に研修医に避けられているのか。
専門医がその専門性をフルに発揮し、チームの中で他科の医師に、そして患者にそのスペシャリティーが最大限に活かされるのか。具体的なスキルと理論が満載です。また、逆に専門医を呼ぶ立場に立ったドクターにも有益な情報がたくさん詰まっています。プレゼンスキルやタイムマネジメントにも、ぜひどうぞ。
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投稿情報: 13:29 カテゴリー: 本、映画、その他 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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ケアネットで無料配信していることを教えてもらいました。それにしても岡田先生は相変わらず博覧強記で、しかも教えるのが上手ですね。「ブルゴーニュとバーガンディは日本とジャパンみたいなもの」、なんてとてもすてきです。コルドン・ブルーを卒業されていた、というのも初めて知りました。僕みたいな味音痴には、本当うらやましい限りです。パートナーの小笠原先生も相変わらずの聞き上手です。あの、「私は何も知らないので、これについて教えてください」と適切な問いを立てるのには、実は高い知性を要するのです。観てる人はほとんど気がついていないと思うけど。
投稿情報: 11:39 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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物を書いていると、「それは差別語だ」「差別的表現だ」と難じられることがある。
こういうとき、僕が感じるのは徹底的に圧倒的に、嫌悪と軽蔑の感情だけである。こういう半ちくなことを言われると、心底うんざりする。
僕が子供のころ、母親は小説をカセットテープに吹きこむボランティアをしていた。目が悪い人でも読書を楽しめるように、というものである。ところが、ある小説に「めくら」という言葉があって、そのボランティア団体はこれを別の言い方に変えるよう規定していた。昔の話だが、このように記憶している。
僕はその時それを聞いてあきれかえったものである。第一に、それは盲目の人間が「オリジナルな小説ではどのように表現されているか」知るチャンスを奪っている。知らぬは彼らだけであり、そこにラテラリティーが生じる。第二に、「めくら」という言葉が使われたその経緯や文脈を、目が見えない人間には斟酌して理解して判断する能力がない、と目の見える側が勝手に判断したことになる。要は、バカにしている。これくらい差別的な行為はない。
僕はある本で、テレビドラマのドクター・ハウスを紹介し、「彼はびっこをひいて」と書いた。これが問題視された。問題視した、ということは「びっこをひく」ことそのものに差別的な文脈をかぎとったからなのだろう。
腰椎穿刺をするときの有名な格言に「腰椎穿刺をしようかな、と迷ったときが腰椎穿刺をするときだ」というものがある。逡巡そのものがそのインディケーションなのである。同様に、「この表現は差別的なのではないか」と逡巡したことそのものが、その人に差別的な感情、意識が内包されていることを看破しているのだ。
僕にとって、「彼はびっこをひいて」という物言いは、「彼は頭をぼりぼり掻いて」とか「彼は懐に手を入れて」といった使い方と全く構造的に同じである。完全にニュートラルな表現だ。そこに差別的な匂いを嗅ぎ取る人だけが、それを問題視するのである。
僕は子供の時、自分の身体的特徴を嗤われ、いじめられた長い経験を持つから、身体的特徴を嗤われることがどのくらい人を傷つけるかよく承知している。人をあざ笑ったり、さげすんだり、身体的特徴を嗤うことには人一倍神経質だし、それを心の底から嫌う。
が、このような言葉の揚げ足取りをするのは多くの場合当事者ではない。「子供は差別的だから、子どもと表記しろ」とヒステリックに言ってくるのはほぼ100%大人だし、「びっこ」はけしからんと口角泡を飛ばして糾弾するのも、びっこを引いていない連中だ。彼らこそが自らの差別的意識、差別的感情に気がついていないのである。こんなやつらに四の五の言われる覚えはない。
愛情の有無はその相手をおとしめる表現を自然にでき、また許容できるかにかかっている。「火炎太鼓」で道具屋の妻が夫に「おまえさんはバカなんだからね」というとき、そこには夫に対するこれ以上ない慈しみ、愛情が込められている。「あなたは認知機能に若干の、慢性的な機能低下を認めています」なんて妻に言われたら、その夫婦はとうのむかしに終わっている。イギリス人がフランス人を「フロッグ・イーター」と読んではばからないのも、両者の信頼関係が強固であることを示している。日本人は朝鮮人をさして「いぬぐい」とは絶対に絶対に言わないのも、両者の間に全くといっていいほどの信頼関係が築けていないからなのだ。それさえあれば、どのような呼称も全く問題にはならないのである。このことは、「どう呼ぶべきか」と頭を悩ませる行為そのものの差別性を如実に示している。
海辺のカフカの、大島さんのせりふを再掲する。
「僕がそれより更にうんざりさせられるのは、想像力を欠いた人々だ。T・S・エリオットの言う<うつろな人間たち>だ。その想像力の欠如した部分を、うつろな部分を、無感覚な藁くずで埋めてふさいでいるくせに、自分ではそのことに気づかないで表を歩きまわっている人間だ。そしてその無感覚さを、空疎な言葉を並べて、他人に無理に押しつけようとする人間だ。つまり早い話、さっきの二人組のような人間のことだよ」
「ゲイだろうが、レズビアンだろうが、ストレートだろうが、フェミニストだろうが、ファシストの豚だろうが、コミュニストだろうが、ハレ・クリシュナだろうが、そんなことはべつにどうだっていい。どんな旗を揚げていようが、僕はまったくかまいはしない。僕が我慢できないのはそういううつろな連中なんだ」
「想像力を欠いた狭量さや非寛容さは寄生虫と同じなんだ。宿主を変え、かたちを変えてどこまでもつづく。そこには救いはない」
「現代霊性論」での、ある市が六曜の載ったカレンダーを全部回収した、という話を聞いたエピソードを聞いた時男内田樹さんのことばも再掲したい。
「僕はその新聞記事を読んだとき、かなり激怒しましたね。その抗議した市民に言ってやりたい。じゃあ、あなたはカレンダーに曜日が印刷されていることにも反対するのか、と。だって、七日に一日安息日を設けるというのは、ユダヤ=キリスト教の定めた戒律ですからね。その人が自分の家のカレンダーを「曜日のないカレンダー」にしているというのなら、話はわかる。子どもの通う学校や、自分の勤め先に「日曜日に休むのは宗教儀礼でおかしいじゃないか。教育やビジネスに宗教を持ち込んでいいのか」と主張して、日曜も休まず出勤して断固闘っているというのなら、話はわかる。でも、自分はそんなことしていないわけでしょう。自分が現実に生活している場所での宗教儀礼は見過ごしておいて、関係ない他人の宗教儀礼に文句をつけるというのでは、ものの理屈が通らないでしょ。僕、こういう半ちくなこと言う人間が虫酸が走るほど嫌いなんです」
投稿情報: 17:50 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
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東京で仕事をしたり、遊んだりしていた。浅草演芸ホールにいったりして命の洗濯をした。僕の知らない面白い芸人をたくさんみつけた。正蔵は、、、ファンの人はごめんなさい、絶望的なくらい下手だった。先代の正蔵はCDでしかしらないが、、、、うーん。そのとき、なぜか無性に鰻が食べたくなり、お店に行く。その後、「Best of 東京いい店、うまい店」という本を教えていただくと、そこにその店「小柳」があった。こういうのをシンクロニシティーというのだろうな。
【送料無料】BEST of東京いい店うまい店
販売元:楽天ブックス |
投稿情報: 17:23 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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