I「いやあ、Mさん、ボンジュール。留守にしててすみませんでした」
M「また随分と休みましたね」
I「休みそのものはそんなに長かなかったですが、その前後で事前作業や残務処理が必要だったんです。お許しあれ」
M「おフランスに行ってたんですよね。英語、忘れてませんか」
I「Pas du tout. まったく問題ないザーマス」
M「なんでザーマスなんですか」
I「おフランスと言えばザーマスと、赤塚不二夫以来決まってるんです」
M「もう、休みすぎですからボケてませんか。本題に入りましょう」
I「何か問題でも?」
M「CD腸炎です。再発性、難治性の患者さんがいて、相談が来てるんですよ」
I「ほうほう」
M「それで、メトロニダゾールやバンコマイシン使って、なかなかよくならないので、って主治医の先生が困っていたら、薬剤部からパルス療法はどうかって言ってきたんですって」
I「ふうん」
M「先生、いくらなんでも感染症にステロイドパルスはまずくないすか?」
I「いや、それはステロイドじゃないパルスのことですよ」
M「あんだって?」
I「じゃ、ここで文献レビューしてみましょうか」
M「とれびあ~ん」
英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。
今日のポイント
・CD腸炎でパルス療法を使うことがある
今日学んだ単語:pas du tout(フランス語で、not at all)
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