毎週金曜日は、感染対策と英語についてのコラムです。
M「うーん、しかし歯科領域ではほとんどルーチンで3世代セフェム使ってますよね」
I「これはまだ裏を取っていないのですが、ある歯科の先生に聞いた話によると、歯科領域では予防的抗菌薬に1世代セフェムを使ってたらしいんです。ところが、3世代セフェムが次々発売されたとき、その最小阻止濃度(MIC)が低い、という売り文句でシェアが激変。1世代セフェムはほとんど使われなくなり、代わりに3世代セフェムが現在に至るまで大普及したんだそうです(この話、学術誌の対談とかで「裏」がとりたいです。資料お持ちの方、教えてください)」
M「私がナースになった時は、もう1世代セフェムとか全然使われてなかったです」
I「病院や薬局においてないとこも多いですね」
M「製造販売中止したものもあるって聞きました」
I「この、「新しい薬のほうがベターな薬」っていう日本の信憑はなんとかならないもんでしょうか。本当は、新しい薬のほうが基礎疾患のある方、併用薬の多い方などへの有効性や安全性は完全に未知数なんですけどね。その点、昔からある薬は副作用プロファイルがほぼ完備されています。副作用があることそのものが問題なんじゃありません。それが予見できる副作用かどうかってのが大事なんです。そういう意味では薬は薬効が同じなら、まずは古いものを優先させるべきなんですね」
W先生入ってくる。
W「先生、見ましたか?6階の新採用ナース。めっちゃカワイイですよ」
I「いや、存じませんが」
W「見といたほうがいいですよ。むちゃ、カワイイですから。やっぱナースは新しいのに限りますね」
M「なんですって?」
W「うぐ、、、なぜMさんがここに、、」
I「「芝浜」か」
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