僕はあまり細かいことを気にしないほうなので(研修医からブーイングが来そうだが、、、)、細かいことを気にすることがその「本質」であるワインテイスティングが苦手である。ブラインドで飲むとミュスカデとシュナンブラン。テンプラニーニョとカベルネとメルローとサンジョヴェーゼ。グリューナー・フェルトリーナーとソーヴィニヨン・ブラン。リースリングとゲブルツトラミネールすらうまく区別できない。
テイスティングとは、差異と同一を微調整し、上手に線を引く作業である。ピノノワールとガメイは「違う」としなければならない。2005年のピノと1990年のピノは「同じ」ブドウ、かつ「異なる」ヴィンテージである。ロワールのソーヴィニヨン・ブランとニュージーランドのそれは、「同じ」ブドウ、かつ「異なる」ワールドのそれである。違うが同じ、同じだが違う。
これは、異なる様相をもつあれやこれやの現象を「風邪」とか「アッペ」とまとめるのとよくにている。同じだが違う、違うが同じ。
なんか、マクベスの魔女みたいな気分になってきた。
テイスティングとは、差異と同一を微調整し、上手に線を引く作業である。ピノノワールとガメイは「違う」としなければならない。2005年のピノと1990年のピノは「同じ」ブドウ、かつ「異なる」ヴィンテージである。ロワールのソーヴィニヨン・ブランとニュージーランドのそれは、「同じ」ブドウ、かつ「異なる」ワールドのそれである。違うが同じ、同じだが違う。
これは、異なる様相をもつあれやこれやの現象を「風邪」とか「アッペ」とまとめるのとよくにている。同じだが違う、違うが同じ。
なんか、マクベスの魔女みたいな気分になってきた。
田崎真也が明かすワイン味わいのコツ(柴田書店 1994)
飲んで識るフランスワイン (高橋 時丸 、田崎 真也、柴田書店 1996)
も面白いです。
投稿情報: Aquanimitas | 2011/05/12 22:41