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2011/04/02

コメント

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私は母乳分泌中ですが社会的に好ましい「感じ」でなく科学的な論考歓迎します。自分で検索し結論を導けたらよいのですが力及ばず大きな助けと思っています。

一連の投稿を共感を持って読みました。少しだけ雑感です。

> 「案外」小さい(少なくとも僕が想像していたよりははるかに小さかった)。
 この「僕」は、一般名詞としての「僕」だよね(笑)。自分の専門以外の部分の情報は、突出したもので、特に不安につながりやすいものが、選択的に入りやすい、そして増幅される性質を持ちますね。「少年の凶悪事件が増えている」というイメージとか。

> こういう「口調」って専門家以外が語ったほうが案外上手くいったりして…
 これも賛成です。なので、岩田先生の場合、普通の感染症の専門家ではなくて、「実在しない感染症」(←面白かったです)の専門家だから(笑)、感染症についての「口調」も面白いです。

 とはいえ、当事者・アクティビスト・いわゆる専門家や評論家(これらの言葉も、いろいろ汚れちゃってますが…)の綱引きも面白くて、そこから、その周辺にいる人に知恵が渡されていくのかと思います。

 いずれにせよ、何かを「良い」という行為は、周縁化されたマイノリティを必ず作り出すと思います。自戒をこめて。

こんにちは。
先生のおっしゃる通り「それはそれで、やり方がある」というのはあると私も感じます。
実際にお母さんと向き合うと、母乳育児が出来ない、と自分を責める方はやはりいます。
今の母乳育児推進の姿勢には「どうしても母乳育児が出来ない場合どうするか」という視点が今一つ足りないと私は思っています。そして一部の急進的な方は「工夫すればそういう例はもっと減らせる」としか答えてくれなかったりします。
そういう訳で先生の意見には賛成なのですが「専門家以外が語った方が…」のくだりには、控え目に意義を唱えておきたいと思います。小児科医はまだまだ先生に負けるつもりはありませんよ(笑)。

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