今日は、ICUで患者さん診てデスクワークして、外来で患者さん診て、会議に出て、ICUに戻って、そのあと人にあって、、、とあっちこっちの一日であった。こういうマルチな仕事のある日はまとまった仕事ができないので、空いた数分で細切れにブログやツイッターに論考をメモすることになる。
菅原晃さんからコメントいただきました。私信も混じっていたのでそこはカットしてここで紹介する。ありがとうございました。
それにしても、今日は地震、建築、国際協力、水の専門家と会議だったのだが、本当に面白かった。他業種の人とのコミュニケーションって実に勉強になります。だから、僕は外来で患者さんと話をするのもとても好きなのです。いろんなことを教えてもらえるから。そんなわけで、菅原さんとのブログの出会いも、対話もとても有意義だったのである。
コメント:
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岩田先生
コメントありがとうございます。菅原晃です。
おっしゃるとおりです。
やはり、診療報酬の問題でしょうか。公的に「値段」を決める(本来の需給バランスより下の価格)と、供給<需要になってしまいますものね。病院はいつも込んでいて、往診はごくわずかの時間・・・。
混合診療の導入、それに伴う、民間保険加入の推進、診療特区の導入という、需給面の改革、および、レセプトのオンライン化・診察内容のデータベース化(開業医は嫌がるでしょうけど)も、公的医療費減のために必要かもしれません。
あと、開業医の意見偏重の現医療制度は、やはり問題だと思います。
私も「公務員人件費2割カット」と言われればとても辛いですが、今の日本の現状は、斎藤誠(一橋大)『競争の作法 いかに働き、投資するか』 (ちくま新書) で述べられたとおり、「自分の生産性を2割アップするか、所得の2割減を受け入れるか」しか、ないのかなと感じます。
とても、考えさせられるメールを頂き、ありがとうございました。
医者の数は増えますよね。80代90代の方も、今はリタイアしていても「医師数」ですものね。
コメント
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