たまたまめまいの患者を診る。ふと机の上を見ると、林先生のステップビヨンドがあり、ふとそれを開くと冒頭から「めまい」の総まとめがある。復習になり、勉強になる。よかったなあ、と思っていたら、一般病院の総合診療外来でBPPVの患者さん出現。日本舞踊の先生であちこち向くたび死ぬほどつらい、、、と確かにおかわいそう。ここぞとばかりにEpleyで修復。これがまた(うまくいかないこともあるのに)今回はしっかりうまくいってよかったよかった、、、林先生、毎度お世話になります。
こういうのをシンクロニシティという。
おとといは東京でICNに感染症学の総論、一度帰って翌日も東京に戻って「不明熱」の集中講義。自分のDVD見直しましたよ。結構忘れてる。あれこれ勉強し直して、白熱の4時間でした。個人的にはわりと会心のでき(のような気がする)。
その日は目黒で宿泊し、翌日はケアネットのK先生にいただいた「東京いい店、うまい店」から店を選択しようとするが、たくさんありすぎて難渋。ここで口コミアドバイスをいただき、中華に決定。と思ったらちゃんと「うまい店」にも載っていました。これが恵比寿。
で、ついでに久しぶりだから映画を見ようと検索したら、見逃していたウッディ・アレンの「人生万歳!(Whatever works)」がやっている。これが恵比寿ガーデンシネマ。目黒から見事にすべてはしごして、品川から新幹線で帰途につく。
これもシンクロニシティである。
シンクロニシティはもちろん、そこに「ある」のではない。僕がそこに「見いだす」だけである。しかし、そこに見いだすことによって本やネットや人のつながりに有機性を見いだすことができる。それは僕が積極的に見いだそうと思って見いだす有機性である。そのことに自覚的でありつつも、シンクロニシティに驚き、感謝する。人の感受性や感情は複合的にできている。
それにしても、ご飯はやたらおいしく、「人生万歳!」はべらぼうに面白かった。さすがはウッディ・アレンである。ストーリーもアイロニーもユーモアも、言葉遊びも最高でした。満面の笑みをたたえて満足して映画館をでたのは久しぶり。でも、邦題タイトル、なんとかなりませんかね。
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