お正月は池波文学。鬼平犯科帳を読みました。よいですね、こういうのも。
それと、読めなかった「古代哲学」を読破。「素人」たる哲学者のソクラテスのあり方など、非常に興味深い論考でした。前回の素人、専門家論に一石投じる、かな。
文楽を観に行きました。先代萩、寿連理の松、日高川入相花王とどれもすばらしい内容でした。特に、先代萩は最初かったるいな、長いなと思っていたのですが、クライマックスへの怒濤の流れへの伏線だったのですね。びっくりしました。人間の「情」の深さや複雑さも見事に表現されており、東のシェークスピアを想起させました。
おせち料理って嫌いだったのですが、これも好きになったのが今年の発見でした。僕は今年、ローストビーフ作りました。人間の価値観とは、いついかなる時にも揺さぶることが出来るようです。
結局去年からもちこしの課題が山ほど残りましたが、それもあまり気にならなくなりました。ま、一人が一生で出来る仕事なんて結局たかがしれてますから。
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