感染症学会がもたもたしている間に、医師会が先にガイドを作ってしまいました。
まあ、誰が作ろうが関係なく、よいものがユーザーに提供されればよいのです。その点では、会員以外閲覧できない、他は有料、というのはいただけません。無料でウェブ上にアップすればよかったのに、、、、僕も医師会の会員だけど、パスワードとかどうだっけ、、、、というわけでまだ読んでいません。
感染症学会にはinterim、暫定でいいから迅速にガイドラインを作れば、、、と提案していたのですが、よく分からない理由で未だに発表されていません。現場は混乱しています。厚労省が作ると命令性が強い、しかも机の上で作っているからへんてこなものに(なる可能性が高い)、、、、
内部の事情だけで動く人が増えてきました。自分の所属する部署の枠を越えて、俯瞰した目で、大局的に、もっと長いスパンで判断して欲しいなあ。
自国のワクチン産業を保護するために輸入ワクチンはだめ、みたいなロジックは、へんてこな農業保護やあの巨大な国の自動車産業保護を思い出させます。そして、その先にあるのは自産業の反映ではなく、没落なのでした。
自国の産業は愛国的に支援するものですが「保護」するものではないのです。あと、輸入ワクチンは危険で国産は安全、というのは「食べ物」でもよく使われるロジックですが、全然根拠がありません。外国人だと危なくて、日本人だと安全、、、、みたいだ。
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