もやしもんの8巻をバスの中で読みました。以前はバスの中でものを読むと確実に気分不良に陥っていましたが、最近は肉体が強靱になったのか、びくともしなくなりました。単に感受性が鈍っているだけか、、、
とてもよい話でした。けっこういつも感動するのですが、、、もやしもんって根底にはヒューマニズムとセンチメンタリズムなんですよね。淡々としていてあまり分かりづらいですが。
さて、現在移動中。今日もお仕事。昨夜から「抗菌薬」のスライドを大幅バージョンアップです。東京駅のQB houseで10分1000円で髪を切り(暇がないんです、、、)、久しぶりに新書を大量に衝動買いして、次の移動地へ。「物語論で読む村上春樹と宮崎駿」(大塚英志、、、彼の本を読むのは実に久しぶり)、「私家版・ユダヤ文化論」(内田樹)、「女は何を欲望するか?」(同じ)、「はじめての言語ゲーム」(橋爪大三郎)、「ニッポンの思想」(佐々木敦)、「エビデンス主義」(和田秀樹)、、、、、どれも楽しみ。
ビジネス本、自己啓発本、心理学本、脳科学本、教育本は最近めっきり読まなくなりました。賞味期限が短すぎるから、、、、新聞の広告を読めばだいたい言いたいことは分かる。現在の流行があり、それを否定するアジテーション・モデルが提示される、、、この繰り返し。もう、モデルを追っかけるモデルそのものが通用しないのではないかと思います。「モデル」から離れて考える。脱モデル・モデル、、、、、なんのこっちゃ。まあ、あと、これらのモデルが目指すものが軽薄すぎると僕は思っています。そんなものを人生の成功とか目標とか呼んでいいの??と読後にむなしく思ってしまう、、、、たぶん、「人生の成功」なるものを目指したその瞬間、その人の人生のなかで、大切なものが欠け落ちてしまう、、、そんな感じでしょうか。
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