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2012/04/30

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とても納得の行く内容ですが医療で解決できるのなら解決したらいいとも思うのですが。アプローチは多いに越したことは無い。

守屋@流しの家庭医です.
岩田先生ご無沙汰しております.ブログ記事ちょくちょく拝見しております.
本記事に関しては,根本的な疑義を呈したいと思います.
それは,
「そもそも“新型うつ”なるentityは学術的には未だ存在せず,既存の複数の精神疾患の似たような一側面を都合良く切り取ってきてごちゃ混ぜにしてあたかも新種の独立した社会現象のように言っているだけではないのか?
 もしも患者を“新型うつ”と診断してしまう精神科医がいたとしたら,その精神科医は正統で緻密な精神科診断を放棄してしまっているのではないか?
 そうした,およそ学術的に練られているとは言い難い,catchyでメディア受けするだけの“新型うつ”なる造語をあたかも単一の疾病現象であるかのごとく捉えてそれを病気だと見なすとか見なさないとか言う議論自体が,根本的に成立し得ないのではないか?」
ということです.
(先生のように書き慣れていないので文章が回りくどくて分かりづらくて恐縮です)

私がネットをザッと検索した限りでは,“新型うつ”なる造語は某有名精神科医が某著書で言い出したのが発端のように見受けられました.逆に言えば,複数の精神科医が学術的な積み上げをして提案・議論しているとか,学会レベル等で定義の試みが為されているとか,そういうものを見つけることが出来ませんでした.
※もしあるようでしたら是非お教えください.

私が勉強する限りでは,2型双極性障害・特にrapid cycler,いくつかの人格障害,アスペルガーのような自閉症スペクトラムに抑うつ状態を合併した一表現形,ある種の神経症圏の現代的な表現形,などがそれぞれ“新型うつ”と曖昧にカテゴライズされるものの諸相を為しているように見受けられます.
私自身がそうした臨床を日常行っているわけではないのであくまで教科書レベルの理解に留まっていますが….

話を整理すると,

■“新型うつ”の学術的定義も確かでない現状で,あたかもそれが単一のentityであるかのごとく扱って,それを「病気と認識すべきでない」と主張するのは,根本的に無理があるのではないか?
■日常臨床としては,“新型うつ”と安易にラベリングする前に,既存・既知の精神疾患のいずれかを緻密に鑑別する臨床的努力がまず必須なのではないか?

という疑義を呈するものであります.

いかがでしょうか?

紋切型の反抗期には主体性が無いってのは、ちょっと面白いなって思う。

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