http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJM200107193450308
本日のケース。5年生だと鑑別が肝炎くらいしか出てきませんね。チュートリアルで検査丸出しのアプローチしか教えてもらっていないので、「どの」検査を考えるかも思いつかないし、それ以前に病歴も診察もまったく分からない。こんなぶらりノーガード状態で病院実習に出すのは僕ら教員が悪い。大反省してしっかり教えよっと。診断学の講義もチュートリアルも、もっともっとよくせねば。
これ、前にもやったかもしれないけど、どうだったっけ?記憶が定かでないので何度でも楽しめるからよいんだけど。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc1003888
あしたは感染症専門医の更新試験。今、「999の謎」を読んでいる。実に面白い、、、ってなんで内容忘れちゃうんだろう。自分の書いた内容も数年で忘れてしまい、その本を読んで楽しむことができるったある意味すごいなあ。小説や映画も何度も楽しめるし。これは一つの「才能」と認識したいです。
999の謎は基本的なところからマニアックなところまで網羅しているので、試験前は「自分の知らないところ」にフォーカスを絞って飛ばし読みできるのがよいところです。ジョージ・ワシントンの死因とか、試験に出なそうなところも注目してしまうのが欠点だけど(急性喉頭蓋炎だったそうです)。専門医試験直前のリフレッシュにちょうどよいなあ、、、ほんと。
久しぶりのケース。まだ4月だから学生も全然基本が出来ていない。あせらず、これからだ。ハーヴァードの学生にもひけをとらないようなパフォーマンスが出来るようになるよ。じきに。たぶん。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc069017
これって、タイトル読むとすぐ答えが分かっちゃうんだけど、T先生が工夫して「あの」部分を隠してプレゼンしたので大いに盛り上がりました。本症例はタイトルを見ずにそのまま本文に突入するのが「正しい読み方」です。あと、CTも見ちゃだめよ。意識障害は基本が大事ですね。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc1003886
まあ、まんまなんですが、知らないと絶対診断できない。知っていれば割と簡単に診断できる、診断できると治療に直結という感じです。ぜひ鑑別に入れることが大事だと思いました。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc0910929
今週のケースはこれ。難しかった。なんとか、かするようなところまではいきましたが。でも興味深い議論ができました。
これ、前にもやったことがあった。診断そのものは時間をかけず、動物由来の感染ネタが議論された。勉強になったなあ。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc1007103
猫がなる感染症
猫が人に起こす感染症(本当はもっとあるけど、、、、)
猫はペストを発症するか?
薮入り(なんでここにこれが入るかというと、、、、それは言わぬが花)
猿が起こす感染症
日本にBウイルス(Cercopithecine herpesvirus 1)はあるか?
今回は鑑別診断は挙げられましたが、バックにある根拠については難しかったです。勉強になりました。いやあ、難しい。皮膚科、眼科、耳鼻科などのいわゆるマイナー領域のケースはときどき勉強しておくことが大事だと思いました。
MGHケース。診断そのものは楽勝だが、アプローチとしては教育的で学生にはとてもよいケース。
とても勉強になった今回のケース。毎週これを英語でやって、ちからをつけるのだ(たぶん)。
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