毎週金曜日は、感染対策と英語についてのコラムです。
M「それにしても麻疹は怖いですね」
I「忘れた頃にやってくるのが感染症の常ですからね。アメリカも最近アウトブレイクが起きてひどい目にあってました」
M「ところで、こういうアウトブレイクの情報って皆さん、どうやって手に入れてるんですか?」
I「古典的なところだと国際感染症学会ISIDが提供しているProMEDというメールサービスがあります。ただ、情報量が多すぎてあまりきちんと読めないのが難点っつっちゃ難点ですね。日本の麻疹アウトブレイクについてもちゃんと報告されてました。
http://www.promedmail.org/
M「他には?」
I「あとは、アメリカのCDCやヨーロッパのCDC、WHOなんかも定番です。問題が大きくなればCNNやBBCなんかのメディア情報も役に立ちます。ジカ熱の情報なんかはこういうので手に入れるとよいですね。
http://www.cdc.gov/
http://ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
http://www.who.int/en/
http://www.cnn.com/
http://www.bbc.com/
M「あとはあとは?」
I「フランス語ならルモンド、スペイン語ならエル・パイス、ロシア語ならプラウダ、中国だと新華社通信や人民日報でしょうか」
M「そんなに読み込んでるんですか?」
I「読んでるわけないでしょ。ついついノリで話を盛っちゃいました」
M「日本の厚労省や自治体の情報も読んでるんでしょ」
I「はい、もちろん。それにしても西宮のケースとか、どういう受診をして、どのように診断がなされたとかもっと臨床情報欲しいですよね」
M「診断された方、ぜひ症例報告お願いします〜」
I「お願いします〜」
コメント
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