ラインの交換は72~96時間おき? その6
エビデンスを吟味するときは、ガイドラインだけでは不十分。とくにカテーテル関連のCDCのガイドラインは2011年と比較的古めです。エビデンスは「最新の」ものを使うのが肝心です。古い情報はしばしば新しい情報にひっくり返されるからです。
エビデンスを探す定番のツール、PubMedを使ってみましょう。アメリカ国立医学図書館(NLM)が提供している無料の医療系データベースです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
こんな感じです。
で、あとはGoogleみたいに検索用語を入力して調べます。
peripheral catheter, prevention, infection
みたいに。
しかし、これだと欲しい情報になかなか辿りつけず、面倒くさいです。面倒くさいことはどんどん省略したい!そこで裏技を使いましょう。
Clinical Queriesというのを使います。
ここです!
こうすると、臨床的に関連性の高い論文を素早く見つけてくれるんです。理屈はともまく、とにかくやってみましょう。
はい、真ん中を見てください。Systematic reviewsというのが見つかりました。これはたくさんの論文をまとめてくれる、とても便利な論文、研究論文の研究なのです。
で、一番上に関係ありそうなレビューを見つけました!2015年!けっこう新しいです。
ここです!
では、ここから何が見つかるのでしょう。
英語は難しくありません。少しずつ学んでいきましょう。
今日のポイント
・エビデンスを探すならPubMedを使いこなそう。
・Clinical Queriesを使ってみよう。
今日学んだ単語:今日は単語なしだよん。
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