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2015/04/30

コメント

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医療業界では今回の話題が注目されていますが、今回の岩田さんのような意見が少数派であることは驚嘆に値すると思っています。
これは、医師という存在が想定されているような「高邁な」存在ではないことの証拠なのかもしれません。個人的には、モラルの発揮を喚起する今回のような言説は評価するものの、そういった高いモラルを持たない人物でもある程度社会が求める行動をとれるよう、規制が必要だと考えます。
勿論、啓蒙を諦めてよいというものではなく、そうしてしまえば、規制によってコントロール出来ない部分によってタガが外れることになります。

業界の批判に臆することなく、こういった主張を行うことに、敬意を表します。

ただ、医薬分業は、院外薬局制度ではなく、検査の外注とも異なるものです。カネの論理のみでそうした訳でもなく、誘導への手法を捻じ曲げ、歪んだ形で人参をぶら下げたことで、誤った現状が導かれたに過ぎません。薬剤師は医師の相談相手として存在しているのでもありません。
この点については指摘しておきたいと思います。単純化して評価することには注意が必要です。

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