情報提供、ありがとうございます。
地方創世特別委員会での質疑。公明党濱村進議員からの質問に対し、厚労省二川医政局長のコメントが出ています。
(濱村進議員)
花きの振興に関する法律で花き産業を振興することが謳われているが、生花を病院に持ち込めないところがあり、大阪では44%の病院が禁止しているという。禁止しなければいけない状況や感染症の心配があるのか、確認したい。
厚生労働省から病院に向けて生花の持ち込みを自粛させるような働き掛けを行っているのか。生花は療養環境を整える上で重要なツールであると考えているが、厚生労働省の見解を伺いたい。
(厚生労働省(二川(ふたがわ)医政局長))
現行の法令において、医療機関に生花の持ち込みを制限されるようなものはもちろんなく、厚生労働省から生花の持ち込みを制限するような働き掛けを行っていることもない。
持ち込みの制限は、各医療機関の判断で行っているものと考えている。御指摘のように、花が療養環境に潤いを与えるものだということは十分認識しているところ。
一部の医療機関で持ち込みを制限している背景は、院内感染の懸念からのものと考えているところ。院内感染については、日本感染症学会のQ&Aによると、移植患者や重症のエイズ患者の病棟以外であれば持ち込みを制限することは不要であるとなっており、一般の病棟で一律に制限をする必要はないことが示されているところ。
生花の持ち込みについては、個々の医療機関が、これらの専門家の意見を踏まえつつ判断いただくべきものと考えているところ。
(濱村進議員)
病院における生花は非常に大事だと認識しており、個々の医療機関の取り決めだということであるが、しっかり振興していければと思う。
YouTubeでも質疑は見ることができます。
ついでにこちらもご参照ください。ブログにも見解書いています(医療機関は患者への花を断ってはいけない)。
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