献DVD御礼。
前回の「ダイナミック整形外科」が2005年。何度か述べているけど、ケアネットシリーズの最高傑作の一つだと思う。
その続編がようやくでたのだけど、これまた面白い。
プロの整形外科医からは教えられることが多いけれど、本当に勉強になる。頸髄の神経支配とか学生時代に一所懸命覚えたやつ(そして忘れたやつ)、、、、とにかく教え方が上手い!と膝を打ちつつ見る。動きがきびきびしていて、おじぎひとつも整形外科医的である(イラチのイワタは1.5倍速で見ているから、、、というのもあるけど)。本当に「分かっている」人から教わるというのはこういうことをいうんだな、と納得納得のDVDだ。(余談だけど、だから、チュートリアルは素人にチューターさせるのは反対なんだよ。素人でも教えることができる、というのは大学教育をあまりにバカにしていると思うよ。もっとも、バカにされても仕方がないようなダメ講義が続いてきた反発だとは理解しているけど)。
恥ずかしながらHahn溝は知りませんでした、、、、、勉強になります。
整形外科ってプライマリケアでも重要なところなんですけど、実際にはプロに直接教わる機会って多くないんですよね。オーディエンスのたくさんの質問が、普段のもやもやっぽさと現実世界のケアに置ける整形外科領域のrelevanceをよく示していると思う。ぼく自身も整形外科系のコンサルテーションは日常的で、筋骨格系の診察や画像の重要性は強調しているけど、やはり素人とプロは天と地ほどの差があるのだと痛感したのでした。
余談ですが、先日車に乗っているとき、向こうから猛スピードで坂道を下ってくる車が突っ込んできて、隣にあるビルに衝突、、、、ブレーキ壊れたそうです。慌ててドライバーのそばに寄って(内科医なりに)トリアージ、車の安全確保、事情聴取などして、救急隊・警察に引き継ぎました。ハザードはいつ訪れるか分からない。飛行機上では10回以上Dr.コールがかかったイワタもまさか車が突っ込んでくるとは想像もしなかった、、、、つぎはヘリかオスプレイが落ちてくるか、、、
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