正直言うと、あまり期待はしていなかった。小説でも映画でもパート2,二番煎じはパート1を上回らないものだ。でも、ティアニー本だからとりあえず買っとけ、というのりで買った。
すみません。LTナメてちゃダメですね。素晴らしい内容でとても勉強になりました。
trepopnea(扁平呼吸)は実際にサンフランシスコでLTの回診時に学びました。オーストリア症候群を最初に記載したのはオスラーっていうのもこないだ教わりました。そういう「ネタ」が本書には満載で、LTの頭からこぼれ落ちたパールが本となって結実しているのである。ギラン・バレーと思ったら電解質を、、、もこないだケースカンファで出てきたな、、、、ドーナツ型肉芽腫もこないだCIDに載ってたな、、、いやいや、パールって役に立つ、ほんと。
チョビっと誤訳はあるが、気になる程でもない(47ページ、「脱水のみが病態を悪化させる」ではなく、「脱水は問題を悪くするだけだ」、、、、only worsens the problemです。例えば)。
こんだけパールを持っているって理想である。真似したいが、真似できない、、、当たり前だけど。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。