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2012/12/19

コメント

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いつも興味深く拝見しております。精神科医師です。
一票の格差についてですが、これが問題になるのは、政党(など)の得票率と、その獲得議席数が一致しないからではないでしょうか(政党でなく、政策別の賛否の割合でも可)。これらが一致しない場合、民意と政策が一致しないため、政権や政策の正当性が怪しくなります。
たとえば憲法改正を例に上げるならば、憲法改正の発議には両院の総議員の2/3以上の賛成が必要ですが、仮に日本国民の賛否が半々だったとしても、賛成する有権者が多い地域(そういう地域があるとして)に選挙区を細かく割りつければ、賛成議員の数を2/3以上にすることも不可能ではありません。日本ではそこまで露骨な票の誘導はなかったと思いますが、アメリカではゲリマンダーという実例があります(厳密にはゲリマンダーは一票の格差ではなく選挙区の形を利用した手法ですが)。
そもそも投票率が低いのに正当性もヘッタクレもない、という意見もありますが(オーストラリアなどは投票率が低すぎると自動的に無効になるそうですが)、それはそれで別に解決すべき問題ではあります。
いずれにせよ、日本の民主主義は未だ未成熟ということだと思います。

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