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2011/05/15

コメント

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やはりそうですよね。女川に限らず甚大な被害です。もの凄いです。頑張れとか つながっている とかよくテレビに流れます。別に非難するつもりはないですが、是非、一度、沿岸部被災地に行ってからそう述べてください、と言いたくなるんですね。急性期を過ぎて、今は慢性期です。医療から公衆衛生という生活の段階です。これからが復興への正念場です。全国の方々にずっと関心を持って貰えればと思います。

暖かい心はわかります。
被災地の状況は遠いものでわかりません。
津波が来ることはわかっていました。私はスマトラ津波を見たとき恐怖の鳥肌が立ちました。
津波を堤防で防ごうなど どこのバカがかんがえたのでしょうか。
津波は 高さ以上に 波長の長さこそが問題と指摘する人はほとんどいません。私の知っている範囲で津波の波長を指摘したのは 広瀬隆と宮台慎司しか知りません。

産学協同によりフリーな研究が著しく困難なこの国で、また巨大企業の広告宣伝費によりマスコミが企業のコントロール下にあると見えるこの国で、巨大な権力を持つ人々(政治や経済指導者、マスコミ幹部)への批判は少なすぎることはあっても 多すぎることはないと思います。

はじめまして。
京都府で保健師をしている者です。

岩田先生のブログは勉強になるので、ちょくちょく拝見させていただいています。
今回、被災地支援のことをテーマに書かれてあり、保健師のことにも触れておられたので、読んでいて嬉しくなりコメントさせていただきました。

私も4月の中旬に6日間、被災地支援として福島県に派遣で行き、主に避難所支援と二次避難先へのホテル・旅館での健康調査に携わっておりました。

私自身、保健師の経験年数も浅く、初めての被災地支援で正直「自分自身に何ができるのか」という保健師活動への気持ちと、福島県への派遣と聞いて、正直なところ放射線の影響がどうなのかという不安が強く、派遣前に自分なりに勉強していました。
その時に、岩田先生のブログも参考にさせていただいたのですが、特に放射線のことと、津波の時に気をつけるべき感染症についてはとても為になりました。
「わからない」ことからくる不安が解消され、気をつけるに越したことはないけれど、自分の中で納得して派遣支援に行くことができました。本当に感謝しているので、お礼を伝えたくて今回コメントをさせていただきました!

実際に被災者の方の生の声を聞き、考えさせられることもたくさんありました。また、先生が指摘されているように、現地の方の疲労の蓄積について、いつか倒れられるのではないかとと外部の者からみても心配になることもありました。派遣支援の目的には「現地の保健師の支援をするために」というのもあり、その心づもりで向かいましたが、実際はそんなに簡単にできることではないことを痛感しました。

1日も早い復興を願うとともに、自分の仕事と関連づけながら「自分の地域で起こったら」という視点で、経過を見ていきたいと思っています。
ありがとうございました。

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