メディカル朝日に青木先生と堀さんがでている。必読。
http://www.asahi.com/medical/1103.html
メディカル朝日が「医療と報道」に注目し、特集しているのは卓見である。マスメディアがいいかげんな情報を垂れ流し、「よく分からない速報を一所懸命に報道し」「よく分かった遅報を無視する」という構造を採ってきた。専門誌であるメディカル朝日や日経メディカルがこの状態を愉快に思うわけもない。親会社(?)への気兼ねもあろうが、そこにジャーナリストの良心とプライドを期待したい。権威に寄り掛かるジャーナリストなんて、ジャーナリストとは呼べないじゃないか、そもそも。
青木先生も堀さんも医者に対して全面的にサポート、、、というわけではない。半径1mしか見えていないという苦言も呈されている。傾聴に値するコメントだ。自分の立場を離れたところから、鳥瞰図的な視点を持てるか、はとても大事である。こういう座長は今でも時々見るが、こういう見苦しい態度を医者がとっている限り、だれも理解を示してくれはしないのである。やれやれ、と思うが、見苦しい医者はまだまだ多い。僕の周りだけ?
岩田先生
大曲です。「見苦しい」につられました。
最近立て続けに同様のことを感じる(そういう静かな表現では本当は全く足りないのですが)ことがありました。洒落た言い方をすればなんたらかんたらハラスメント、お行儀の悪い言い方をすれば○○◎。あ・・・このあたりは先生との対談で触れられましたね。
この問題、最近ずっと考えています。期を見て提言していこうと考えています。
投稿情報: 大曲 貴夫 | 2011/03/05 11:57