というわけで、予防接種を再考しました。もしよかったら手にとって読んでみてください。今までのワクチン本が書かなかったような言葉で書いてみました(つもり)。発売は16日です。
ちなみに、この日曜日は近畿医学検査学会で「インフルエンザを考え直す」と題してお話しします。この本で取り上げているインフルエンザワクチンの話もします。治療薬の話もします。検査の話は??しましょうね、やはり。奈良とその周辺の皆さん、ぜひおいでくださいませ。
予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える
著者:岩田健太郎 |
« 今週のMGH 60歳女性、左耳難聴と痛みが5ヶ月 | メイン | 「朝日新聞からの申入書」回答例 »
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。
この記事へのコメントは終了しました。
読みました。
日本の予防接種の歴史的背景から勉強できて目から鱗です。今の日本は良くも悪くもGHQが作ってくれた仕組みで戦後再構築されているんですね。そこから先、自分で道を選ぶ仕組みまでは作って貰っていなかった。
先生のご指摘のように、「白髪の小児」に類する人達と話していると信念のぶつかり合いになっていくのはなんでなんでしょうか。彼らは結構元気で、力業で自分のテリトリーに議論をもっていく傾向を感じます。先生がどのように対応されているかを是非教えてください。買いますから。
疑似科学との距離の置き方、専門家としての立場の取り方が大変参考になります。
ワクチンとは関係ないですけど、丸山真男を久しぶりに読み直すことにしました。木田元はこれから読みます。
これからも楽しみにしています。
投稿情報: 樋口 じゅん | 2010/12/20 20:20