« HIV検査をルーチンで? | メイン | 本日のJクラブ »

2010/11/30

コメント

フィード コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。

問題になった医科研の論文そのものをお読みになっておられますか?

臨床試験に参加する患者は、自分のデータが研究者たちに共有され、生かしてもらえると信じて、あまり効かないであろうことも覚悟のうえで臨床試験に参加しているのですよ。

類似した私見を行っているキャプティベーション・ネットワークレベルまで、情報を共有するのは当然のことのように思えますし、それを、「しなくていいのだ」と言い切ってしまう医科研や、それに追随する医療者のグループ、学会の動向には、その内容に多くの「うそ」が含まれていることや、あまりに上から目線であることも含め、時計の針が30年逆回りしたようで、うんざりしています。

朝日の記事に問題があるのはまちがいのないところですが、だからといって、医科研の研究のやり方が、「まっとうに患者のために医療に従事しようと努める医療者のまっとうな医療・研究行為」とは到底思えません。

論文を実際に読んでみるまでは、半信半疑でしたが、論文を読んでみて、それを、治療ではなくトライアルという文脈においてみて科学という目で判断し、また、タイムラインを整理してみましたが、医科研のこの件での研究の進め方・発表の仕方や医科研の擁護者たちの立論には、問題が多いと思います。

仮に、「まっとうに患者のために医療に従事しようと努め」ていたとしても、「まっとうな医療・研究行為」とは、私には、到底思えませんでした。

おはようございます。
当直だったのに、朝のニュースはみて(きいて)いませんが・・・、
「障碍」は「碍」の字がむずかしい(当用漢字表にも常用漢字表にものってない)から「障害」になってるんだ、と勝手思い込んでました。

この記事へのコメントは終了しました。