行き
カナダに向かう途中、Coco Chanel & Igor Stravinskyを見る。あの有名な「春の祭典」の初演とか、シャネルとの関連とかシャネル5番の誕生とか、大変面白く見ました。良い映画です。スト ラビンスキーやってたのはマッツ・ミケルセンで、ボンドファンには二度美味しかったです。デンマーク人なのに(だから?)英語、フランス語、ロシア語OK なんですね。
その後見たのはKnight and Dayというトム・クルーズとキャメロン・ディアスの出る、しようもないハリウッドご都合主義アクションムービー。ハードでリアルな映画を見た後はこうい うどうしようもないお馬鹿映画が見たくなるのです。辛いものを食べた後に食パンにアイスクリームとバターと蜂蜜をかけて食べたくなるような感じ。しかし、 この何でもありのヒーロー男と頼りなくてドジばかりのヒロイン女の図式はハリウッドで長く政治的に正しくないと封印されてきましたが、本作のような露骨な バカ女を出す映画って、ギャグ?パロディー?それとも?
他、フランスの前衛映画とか「火星からの侵略」みたいな古い映画をトライしようと思ったが、眠かったり他のことがしたかったりであえなく断念。
帰り
「告白」を見る。もうこれで絶句してお腹いっぱい。他の映画は流せなかった。僕の感想としては黒澤の鉄板、「生きる」よりもずっと生きることの意味を深く問うている映画だと思う。必見といえば必見だが、かなり覚悟を決めて見ないと、見れません。
コメント
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