日本にとってこれ以上ないという展開。大久保と松井の両サイドの効果的な動き。オフサイドが多かったが、それだけ裏をつく動きに執心していたということだ。本田のゴールはラッキーなトラップからだが、それでも慌てず落ち着いていたところが、素晴らしい。ラッキーといえば、カメルーンのチーム作り失敗があったり、クロスバーも守ってくれた。しかし、それを込みにしても価値の高い初めてのアウェーでの一勝。スタミナを考えて、あえてサイドのディフェンスが上がらなかったのも今回は正解。
前回大会の反省を活かし、コンディション作りをしっかりとしていたのが印象的。冬の大会というのも走るチームの日本にはよかった。
選手の選抜、フォーメーション、コンディション作りと全ての面でうまくやった日本。僕も含めてさんざんに叩かれていた岡田監督だが、してやったりだろう。98年と06年の教訓が十分に活きていた。三敗の予想が濃厚だっただけに、素直に反省、謝罪、感謝である。ごめんなさい。ありがとございます。
このやり方ではオランダには通用しないかもしれないが、デンマークになら行けるかも。どのように体力を分配するのか、興味深い。
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