米国内科専門医のre-certificationの試験を受けました。いやいや、疲れました。試験も疲れましたが、その間の移動も大変。前日教授会、そのまえ亀田で、結局千葉、神戸、東京と行ったり来たりです。
試験は60問のMCQを3セッションで、各セッション最大2時間与えられます。1,2セッションの間は20分のブレイク、2,3セッションは60分の昼食休憩が与えられます。ただし、コンピューターベースなので、休憩時間は自身で調整できます。これはとてもいいことです。僕は休憩採るくらいならさっさと問題に取りかかりたい方なので(せっかち、、、)、結局全部で5時間ちょっとかけて試験を終了しました。疲れました、、、、、、
今回、コンピュータベースだったのですが、指紋を採られたり、いろいろ新しい試みがなされていて興味深かったです。以前は米国に行かねば受けられなかった試験ですが、東京で受験できたのはラッキーでした。お金も時間もとても節約できました。
内科全般についてバランスの取れた良問がそろっていたと思います。COPDのリハビリが何をもたらすか(アウトカムの問題)、celiac sprueの皮膚所見、polyarteritis nodosaの神経所見、大腸癌で家族歴がある場合のスクリーニング法などを忘れていました。一般内科の勉強がなかなか最近追いつきません。日本の内科専門医試験みたいに「なんでこんなこと聞くの?」という問題は少なかったです。
今回の勉強は、MedStudyとMKSAP audioとジョンズホプキンスのまとめを使いました。MedStudyは始めて使いましたが、コンパクトでユーモアもあって好感が持てました。MkSAPオーディオは昔からファンですが(こういうの、日本でもあるといいのに、、、)、今回はiphoneで倍速で聞いていました。でも、ぜんぶ終わらせることができず、中途半端になってしまいました。さすがに感染症の部分は割愛しました。ここは全問解けて当然ということで、、、、。ホプキンスは今回はじめてつかいましたが、メイヨーに比べてカラー写真が多く、そこがよかったです。持ち運びは重くて大変でしたが。
内科の勉強をやり直す意味で、僕みたいにものぐさな人間は試験のような足かせがあって始めてきちきち勉強します。このような機会を得てとてもありがたく思います。
再来週はスペイン語の試験です。まあ、ずいぶん下の方の級ですが、、、、
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