途中から見ました。前試合では猛暑の中あまり魅せられなかった中村が良いパスを供給していたのが印象的でした。大久保の縦への突破も良かったです。ウズベキスタンは縦への突破と切れの良い横パスで単純ながら効果的な崩しをやっていました。流れ的には結果は妥当だったと思います。
日本代表は飛び抜けて素晴らしいパフォーマンスではなかったかも知れませんが、そんなに悪くもありませんでした。トウーリオの上がりはむしろ裏目に出ており、あそこで攻撃が遮断されていました。率直に言って引き分けは妥当な結果だったと思います。もちろん勝っていた可能性も充分ありましたが、それを言ったら逆に負けていてもおかしくない内容でした。だから、引き分けは妥当。
でも、予選とはこういうものだと思うので、「早くも危機」とか「岡田監督解任」みたいなヒステリックな報道には眉をしかめてしまいます。ひどいのは、「ワールドカップ予選に簡単な試合はひとつもない」といっておいて「格下相手にホームで勝てないのはおかしい」と断じてしまうこと。意見が変わることそのものがいけないのではないですが、節操なくその場の都合でころころ変わるのはおかしいですね。どんなに強いチームでも勝てないときはありますから、べらぼうに強いわけでない日本代表がホームで引き分けることくらいは、あると思います。負け方が悪いのは困ります。例えば、06のオーストラリア戦や、98年予選の韓国戦=ホームはひどい負け方をしました。けれど、そもそも負けてもいないし。
のようなことを考えていた、満月の夜でした。日本の秋は本当に最高ですね。
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