第26回神戸大学大学院医学研究科公開講座 「感染症の大逆襲 新興・再興感染症の時代に」が開催されています。プラニングを担当させていただきました。70人以上の市民の皆さんが10の講義を熱心に聴講されています。お年を召された方もけっこうおいでになっていますが、熱心な態度で講義を聴かれていて、とても嬉しく思いました。
本日は呼吸器内科の西村先生から「多剤耐性結核・超多剤耐性結核」の話と、私の方からバイオテロの話をしました。「先生も、731部隊みたいな研究をしないでください」とアドバイスもいただきました。そうですね。
最上丈二「バイオテロと医師たち」は一般の方向けの参考書です。集英社新書からでています。最上丈二は私のペンネームで、これが最初に出した単著で思い出深いです。一般向けに精一杯易しく書いたつもりでしたが、親戚には(最初の本で両親が配りまくりました)、「難しくてよく分からないわ」といわれてショックだったことを思い出します。
今日は竹田青嗣の「現象学入門」を読みながら、自分の仕事にどう生かすか考えていました。その他あれやこれやの残務をこなしましたが、土曜日は会議もないし、仕事が進んで好きな曜日です。
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