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2020/02/14

コメント

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杏林大学形成外科の大浦紀彦です。
右下腿に膿瘍がいっぱいあったため、
というコメントがありますが、膿瘍があった段階で蜂窩織炎とは言えません。蜂窩織炎は脂肪組織内の感染のことを言います。
膿瘍を認めたら、壊死性軟部組織感染症=壊死性筋膜炎、壊死性筋炎ではないでしょうか。
・膿瘍=外科的に細菌数を減少させる デブリ―ドマン
・蜂窩織炎=抗生物質+脂肪組織を圧迫するための弾性包帯治療
と考えます。
壊死性筋膜炎だと考えて、切開したら何もなかったという話を良く効きます。

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