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感染症フェローシップ卒業試験14-15 感染管理学

 

以下の問題から3問好きなものを選んで解答してください。問題をよく読んで出題の意図を理解して解答すること。字数制限はありませんが、長く書いたからといって加点はしません。

 

１．多剤耐性アシネトバクター（MDRA）が患者から検出された場合の対策の原則をまとめよ。

２．救急車にオゾンガスを噴霧する装置を装備すればエボラ対策になるのでは？と消防署から相談された。どう対応すべきか。

３．感染対策マニュアル作成にあたり、「もっとも留意すべき」はなにか。

４．ケア・バンドルとは何か。

５．日本にクロルヘキシジン2%の清拭を導入する意義と問題点をまとめよ。

６．週に１回ICTミーティングをしてるんです。MRSAとかの情報共有をしてます。でも参加率が低くって。と加算２の施設から相談された。テコ入れのアドバイスはどうあるべきか。

感染症フェローシップ卒業試験14-15 倫理・コミュニケーション

 

以下の問題から3問好きなものを選んで解答してください。問題をよく読んで出題の意図を理解して解答すること。字数制限はありませんが、長く書いたからといって加点はしません。

 

 

1. 後輩のフェローに患者の容態を尋ねたところ、「変わりありません」との回答。どう応じるべきか。
2. 進行がんのために「挿管、心マ、透析」はしないとされている患者が壊死性筋膜炎になった。主治医は感染症についてはできるだけのことをしたい、と言っている。コンサルタントとしてどのような提案をすべきか。
3. ５W１Hのなかで、一番whyの価値が高い根拠を述べよ。
4. 国内デング流行のリスクについてテレビの取材を受けた。どのようにコメントすべきか。
5. とりあえずメロペン・バンコが定着しているチームに、どのようにアプローチして行動変容を促すべきか。
6. エボラ出血熱「疑い」の段階でメディアに患者情報を公開すべきでないと発言したら、「でも同じ飛行機に乗っていた人は不安になるし、国民には知る権利がある」と某新聞記者に反論された。どうやり返す反駁すべきか。

感染症フェローシップ卒業試験14-15 臨床感染症学

 

以下の問題から3問好きなものを選んで解答してください。問題をよく読んで出題の意図を理解して解答すること。字数制限はありませんが、長く書いたからといって加点はしません。

 

１．仙腸関節炎の鑑別疾患をまとめよ。

２．蜂窩織炎と壊死性筋膜炎の鑑別法を述べよ。

３．慢性髄膜炎の鑑別と診断アプローチをまとめよ。

４．ベイズの定理の本質を説明せよ。

５．インフルエンザと診断されたら全例抗インフルエンザ薬ではダメな理由を説明せよ。

６．「時間情報」と検査の関係について述べよ。

感染症フェローシップ卒業試験14-15 臨床微生物学

 

以下の問題から3問好きなものを選んで解答してください。問題をよく読んで出題の意図を理解して解答すること。字数制限はありませんが、長く書いたからといって加点はしません。

 

１．Streptococcus pyogenesが起こし得る疾患を「いわゆる」感染症とそうでないものに分けてまとめよ。

２．血液培養かららせん菌が検出されたときのアプローチを述べよ。

３．「出血熱」の原因となるウイルスを大きく２つに分類し、その根拠を述べよ

４．AmpC過剰産生菌とESBL産生菌の違いをまとめよ。

５．質量分析による微生物の同定が臨床行為（患者のアウトカム）に寄与する可能性を論ぜよ。

６．条虫を臨床的にざっくり分類せよ（過度にマニアックなものは割愛してよい）

感染症フェローシップ卒業試験14-15 臨床薬理学

問題公開です。是非挑戦してみてください。

 

以下の問題から3問好きなものを選んで解答してください。問題をよく読んで出題の意図を理解して解答すること。字数制限はありませんが、長く書いたからといって加点はしません。

 

１．新規発売の抗レトロウイルス薬に飛びついてはいけない根拠を述べよ。

２．「胆汁移行性がよい」というキャッチコピーの問題点をまとめよ。

３．カスポファンギンとミカファンギンを比較し、それぞれの利点と欠点をまとめよ。

４．細菌性髄膜炎に対してカルバペネムが第一選択薬にならない根拠を述べよ。

５．ARTにおけるCPEの意義と、その問題点をまとめよ。

６．多剤耐性グラム陰性菌による「膀胱炎」の治療薬の選択肢を述べよ。ただし、日本未承認薬も加えて考慮すること。