誰が医療を守るのか―「崩壊」の現場とポリオの記録から
誰が医療を守るのか―「崩壊」の現場とポリオの記録から
著者:真々田 弘 | |
ちょっとベタな文体だが、情熱あふれる本である。二部構成で前半が医療崩壊、後半が1960年のポリオワクチン輸入秘話である。メジャーメディアのジャーナリストもようやくこんな本を書くようになったのか、と思うが、フリージャーナリストになっておいででした。
ポリオについては、23日月曜日のVOICE取材にもコメントしている。テレビや新聞に出るのはいろいろイヤなことが多いので、普段は、なるたけお断りしているのだが、ワクチンという大切な問題なのと毎日放送は取材も連絡もとても丁寧なのでお受けした。予防接種行政においては、メディアや国民が「加害者」を規定して、厚労省やメーカーや医療者を糾弾しないことが大事なのだ、と話したのだが、ここはカットされてるかも。
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