過日、倉敷中央病院に行ってきました。発熱患者さんへのアプローチについてお話ししました。
福岡敏雄先生にERとICUを見学させていただいたのですが、入ったとたんにぴりりとした空気を感じました。活き活きとした、臨床医療の躍動感が感じられる空気でした。お話ししたときも研修医の顔が輝いていて、医者やってて楽しい、という感じが伝わってきました。久しく忘れていた空気でもありました。
病院を見学するとき、どうしても部屋の構造や患者の数、手術件数などに目が行きがちになりますが、このようなクオリアというか、感触的なものがその医療機関を一番よく表現していることがあると思います。ワインの味をアルコール度数や糖度で評価できないのと同じでしょうか。
倉敷の皆様、どうもありがとうございました。
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