K病院感染症屋さんたちは歴史オタクが多く、以下の本を薦められました。
碧素 日本ペニシリン物語
すでに絶版になっていますが、amazonでは中古で購入できます。中古本ってとても便利だと最近知りました。古本屋さんとリンクしているんですね。
さて、ドイツ占領下のフランスが天井桟敷の人々を作ったのもすごいですが、太平洋戦争中の日本が独自にペニシリンを実用化させていた、というお話です。なるほど、歴史好きな感染症屋ならどきどきするようなエピソードですね。ドイツの論文が潜水艦に載ってやってきた下りなど、映画の一場面のようです。
青カビから作ったペニシリンだから和名が碧素です。で、コント55号ならぬイワタ50号とは何かというと、これは本書を読めば、分かります。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。