海外出張での機上は私にとって映画アワー。いい映画がまとめて鑑賞できるのはこの時間をおいて他そうそうありません。
今回観たのは、
三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」
うーん。三谷ファンとしては、「おしい」の一言。いろいろやりたいことや凝ったところがちりばめられて、感動できるコメディーをやりたかったんでしょうが、いちいちかすりました、、有頂天ホテルの方がずっとずっと面白かったです。
石原裕次郎の「銀座の恋の物語」 昔の映画は好きですが、裕次郎映画はあまり観ていません。好きな街である銀座の昔が伺えて、楽しかったです。貧しい若い恋人の話、では「素晴らしき日曜日」を思い出させますが、こちらのほうが現在の感覚にマッチしていて、私的にはこちらに軍配。
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」 ハリソン・フォード最高!アメリカ映画の一番いいところは、このような茶目っ気たっぷりの楽しい映画にあると思います。マッカーシズムに抵抗する自由人ジョーンズをここでだしたのは、閉塞感いっぱいのアメリカで大事なものをスピルバーグ監督が取り戻したかったからじゃないか、、、なんて考え過ぎか。
88ミニッツ 大好きなアル・パシーノ主演。けれど、ありがちな脚本、ありがちな演出で、途中で着陸のために中断してしまいましたが、それほどがっかりしませんでした。技術だけが突っ走る、ダメなタイプのアメリカ映画の典型でした。
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