CRPが役に立つ事例も紹介しておかねば、アンフェアというものでしょう。
Prognostic Value of Serial C-Reactive Protein Measurements in Left-Sided Native Valve Endocarditis
Arch Intern Med. 2008;168(3):302-307
これによると、治療後1週間目のCRPが高いと予後が悪く、低いと予後がいい。予後設定に役に立つ、というものです。
でもよく読んでみると、治療開始時のCRPと2週間後のCRPは予後に関係ない、というデータもありました。毎日毎日CRPを測って一喜一憂してもだめだ、というのは変わりないようです。全ての事物は使い方次第。頭を使って賢く検査をしましょうね。
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