7月のNEJMに出る論文です。マラウイにおける母乳による母子感染を抗HIV薬が予防できるか、という論文で、ネビラピンが副作用も少なく感染も減らせていいよ、という内容。
論文の本旨とは関係ありませんが、それにしても、やはり途上国で怖いのは下痢症です。スタディーに参加した新生児では、介入の有無にかかわらず、生後9ヶ月の死亡率がなんと6−9%ですよ。その最大の原因が腸炎で、次が肺炎です。子供が健康に生まれて育つ、というのは当たり前の現象ではないのですね。日本の保健医療関係者に感謝感謝です(と、我々親は我が子の安全に感謝すべきですよね)。
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