著者献本御礼
前の版についてはもう書いたのでそちらも参照してください。
まあ、改訂版を通読して思いましたね。もう、かぜについての本は書けないな。国内外含めて、これが(現時点での)かぜに関する最良の臨床テキストでしょう。診療関係なしで「ネタ」としてかぜを扱うのであればアッカーマンがかなりいい線いってますが、臨床家向けのテキストとして、本書は圧倒的に世界一だと思います。特に著者の臨床研究とその解釈に対する執拗なこだわりから、本書の切れ具合は他の追随を許しません。本書以上のかぜの本が今後存在しうるとすれば、それは「第3版」だと思います。
かぜ診療なんて慣れきった、「いまさらかぜ?」な、擦れっ枯らしの臨床医はそもそもなぜかぜが「マニュアル」として書籍になりうるのか、ご一考願いたいと思います。まずは本書を手に取り、お読みいただきたいと思います。
コメント
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