診断的直感というより、「あの子やばそうだ」という直感をgut feelingと定義し、こいつが重症感染症を言い当てるかどうかを調べた観察研究。positive PVは10.8, NPVは99.8, PLR 22.4!。臨床的な”clinical impression"よりも特異度が高い。この"gut feeling"は経験値とは関係なく、むしろ若い医師のほうが良い(かも)。まあ、gut feelingが「なんだかよく分からないやばさ」なのだから、「なんだかよく分かるやばさ」に昇華できているのかもしれないけど。
むしろtake home messageとしては「帰していいかも」と勘で思っても、実は返しちゃいけないかもしれない、、、gut feelingの感度は低い、、、ということだと思う。
1.
Van den Bruel A, Thompson M, Buntinx F, Mant D. Clinicians’ gut feeling about serious infections in children: observational study. BMJ. 2012;345:e6144.
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。