これを初めて読んだのは高校生の時。確か親にせびって誕生日かクリスマスかのプレゼントに「全集」を買ってもらった。あれから何度か読んでいるが、ここ10年以上「火の鳥」からはご無沙汰になっていた。
本当に素晴らしい作品だ。ドストエフスキーのようにポリフォニックで、命の価値と無価値を心をえぐるように示している。
石川雅之さんに会ってから思ったけど、僕らは本当にマンガを無駄に読んでいる。マンガはもっとゆっくり読むべきだと思う。小説のように大切に読まないともったいない。手塚治虫のマンガもゆっくり読むとたくさんの気づきがある。繰り返し読むたびに発見がある。
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