外来で診ている患者で、血糖が高いということでネシーナが使われているという。
「ネシーナ?シラネーナ、、、、」
とバカなことをいっていると後ろに控えていた5年生が
「先生、DPP IV阻害薬です」
なんだっけ。と薬の本を調べても載っていない。今年発売になったばかりだという。
これは新しいケアネットのDVDでも買って勉強し直そうかと思っていたら、偶然開いた「メディカル朝日」9月号にインクレチン関連新薬の特集が載っていた。数年前アメリカの学会でちょろっと聞いた話だがすっかり忘れていた。リアルな患者さんが絡むととたんにやる気が出る。丁寧に読む。
なるほど、薬の話はよく分かった。DPP IV阻害薬はGIP, GLP-1の分解酵素の阻害薬だ。
ただ、使い方はよく分からない。
薬の説明をするのと、薬の使い方を説明するのは同じではない、、、と村川先生の連載を読んで思った次第。
あと、「病名で投与する漢方 証で投与する漢方」もおもしろかったです。こういう総合医学雑誌はゲリラ的でおもしろいですね。
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