ラカンの精神分析 新宮一成
むずかしいラカンだが、ようやくすこし切片に触れてきた感じ。いくつか印象深い言葉
すなわち、人格とパラノイアは同じものだというのである。
対象aの代表格は、乳房、糞便、声、まなざしの四つ組である。
a=(ルート5-1)/2
で、この値は黄金数(黄金分割比)である。
私が他者をどう見ているかということが、私が全体の中で何であるかということに等しくなる。
神様が僕を見るように、僕が彼女を見てあげることができるとき、僕は彼女を愛しているのだ。 愛の神様に超越的視点を担ってもらって、僕の気持ちを解く方程式、、、、アガペーとエロスの幸いなる一致。
レヴィ=ストロースはラカンのセミネールに、、、、、彼はラカンの話が「正直言って全然分からなかった」そうである。
自分を分析家だと思っている分析家は、自分を分析家だと思っている精神病者と同じだけ、気が狂っている。
愛とは、持っていないものを与えることである。
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