今週のNEJMは感染症のネタが多いです。
まずは、WHOが今年ユニバーサルに予防接種を推奨しているロタウイルス感染症。こないだ、家庭医療セミナーでも同じ話をしました。アフリカなど地域によっては、人口十万人あたり300−500人も亡くなっています。下痢症はマラリア、エイズ、結核、呼吸器感染と共に人間を死に至らしめる大きな原因です。
次に、オーストラリア・NZとアメリカのH1N1に関するレポート。南半球での季節性とH1N1のプロポーションを知りたかったのですが、それについては情報なし。流行らなかった、という意味なのでしょうか。今年の冬、季節性インフルがどのように振る舞うかの予測に重要だと思いますが、どなたかご存じ???
つぎにワクチンの交叉抗体。昔の人は、少しは守られている。
MGHケース。これはネタバレになるので読んでください。
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