最近、新聞をめっきり読まなくなりました。読まなくても全然困らない。
つい先日、ある大きな新聞社の取材受けたのですが、全然前勉強をしていなくてびっくりしました。新型インフルエンザが話題になっているので、「先生、ワクチンについてはどう思いますか?」「輸入ワクチンって危ないらしいんですが、どう思いますか?」「タミフルってどうですか?」みたいな「雰囲気だけ」を問う取材です。
今、医療界の情報はロハスメディカルやMRICが詳細で深い情報提供をするようになり、大手新聞、テレビの情報はまったくといっていいほど役に立ちません。会議録も細かく読めるようになったのはロハスのおかげです。
アメリカの新聞を読むと謎が解け、日本の新聞を読むと謎が深まる。
と以前から言っていましたが、最近は特にその傾向が顕著です。社説も天声人語(のようなもの)も通り一遍のことしか言わないので、読む価値を感じません。結局、速報性ではネットに負け、分析力では専門メディアや新書に負け、日本型の新聞やテレビの意味は無くなってしまったのです。分析力を上げたNYタイムズやフィナンシャルタイムズのようなあり方ならまだ生きる道があるように思いますが、今の日本の新聞では衰退と撲滅しか残っていない、、、と僕は思います。
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