結核は勉強しても勉強しても、新しい知識が得られる奥がふかーい病気です。
こないだ、長崎大学で結核にステロイドを併用させるとしたら、心外膜炎、もしかしたら髄膜炎も、他では不要、という話をしたら、聴講されていたドクターから、いやいやそんなことはない、という反論をいただきました。
Corticosteroid treatment of peritoneal tuberculosis
まあ、この論文そのものはあまり決定的なものではないのですが、少なくとも、この論文のことを僕は知らなかったし、新しい考えるヒントを提供するものでした。レクチャーはまた、学びの場でもあります。聞き手からたくさんコメントがいただけるのはうれしいものです。昨日の自分より今日の自分が少しでも前進できるのも良いことだと思います。
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