これも白状すると、そんなに期待せずに衝動買いというか、息抜き目当てで買ってしまった本です。
いやいや、なんとも面白かったです。
音楽は所詮は楽しむもので、分かりやすいものから楽しみ、繰り返し分かるようになることもあり、とくにガイドブックや解説にこだわる必要はない。正座をして聴かずともよく、BGMで結構、、、という態度は好感を持てます。多くの評論家が(音楽に限らず)「正しい音楽」「間違った音楽」、あるいは「いい音楽」「わるいそれ」という切り方であるのに対して、とてもすがすがしい読後感が得られます。実際本書の評価を読んでも、「この音楽を評価するのは間違っている」みたいな、そういう切り口でしか評論できない方もいたようでした。正しさ探しゲームは虚しいだけですが、、、大抵。
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