報道で全てが知らされることはないのが常ですが、当然神戸大の学生へのワクチンも「強制」ではありません。原則接種にはしていますが、例えばアレルギーがある、宗教上の理由がある、どうしても打ちたくないという場合は強制はしません(米国など諸外国でも同じです)。強制的な医療行為などできるわけがないので、ちょっと冷静になって考えてみれば当たり前の話です。
そもそも、いままでだって麻疹が流行すれば「休校」措置を執っていたのです。でも、免疫があれば学校を休む理由がありません。その人たちの学ぶ権利を阻害せず、休校による流行を防ぐには、免疫のない学生が学校を休むしかないのです。いままでの休校はOKで免疫のない学生が登校しないのはだめ、というのは論理矛盾です。
私個人は「定期接種」を全廃し、全て任意、「ただし無料かつ強く推奨」というヨーロッパのやり方に移行すべきだと思っています。予防接種も自律的であるべきなのです。定期、任意という考え方そのものが国民の自己決定権を阻害する「上から目線の」行政判断で、要は我々は行政に馬鹿にされているのです。馬鹿に馬鹿にされるくらいむかつくことはありません。
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