日本の官僚・公務員に足りないものはたくさんありますが、一番足りないのは勇気です。現実を見据える勇気、自分の能力を正当に評価する勇気、自分の限界に挑戦する勇気、現状維持の重力にあらがう勇気、そうなっているからそうしている、というトートロジーから脱する勇気、知識のラテラリティーという帝国に閉じこもらない勇気、そして、自分の仕事に責任を取る勇気。
なんて、ステレオタイプな官僚・公務員評価はよくありませんよ、という大分トリニータ社長の話。すごいなあ。人生の醍醐味はGiant Killingだ、を地でいくストーリーですね。
最近読んだ面白い話。評論家のセルジオ越後氏。好き嫌いはあるでしょうが、以下の逸話は説得力がありました。彼が日本代表が勝った後に企業の社長さんに、今日はおめでたい日だから辛口コメントはなしですよ、みたいなことを言われたそうです。そうしたら、セルジオ氏は、「では、営業会議で、先月の業績は良かったから今月は頑張らなくていいよと言ってください」と返したとか。プロとは何かを考えさせるお話でした。
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